Red Hollowayクインテット 2007-11-7

赤坂のB FlatにてRed Hollowayクインテットでの演奏です。

メンバーはAs.Ts.Red Hollway Ss.Ts.Laksar Reece Pf.金子亜里紗 B.渋谷盛良 Ds.横山和明

日本にいてジャズが好きになりプロになった金子亜里紗、そしてアメリカでジャズを始めて何十年のRed Hollway、今日の今日まで接点は全くといっていいほどありません。それがわずか数時間のリハーサルをしただけでこんなにいい演奏が出来ると誰が予想したでしょうか。当の金子亜里紗も一体どんなになるかと心配していたほどです。

ところがなんと演奏が始まったらまるで昔から演奏している仲間のように打ち解けて楽しそうに、そして互いに刺激を与えながら素晴らしい演奏になりました。音楽の素晴らしいところですね。

おいでになったお客さんも強豪というか濃いというかジャズ大好きな人ばかり。今夜のB Flatは燃えに燃えました。

今回は写真多数です。


入口の看板。これを見てうきうきして入ります。

字が違ってるけどま、いいか。


最初の一曲はトリオで演奏、そのあとお待ちかねのRed Hollwayが加わってカルテット、さらにLaksar Reeceが加わりました。

Red Hollwayはいきなりず太い音でお客さんを圧倒させます。今回はテナーの他アルトも吹きました。彼のアルバムにはセクシーな音のアルトでの演奏が何曲もあるのですが今回はむしろ力強い音のアルトでした。

金子亜里紗に「今のソロいいよ」と言っているんでしょうね。いくつかの曲でソロが終っても「ワンモアタイム」ともっとソロを続けろと言ったくらいです。

Red Hollwayは正面を向かうだけでなくミュージシャン一人一人に向かって話しかけるように吹いています。いつもニコニコしていて素敵なおじいさんという雰囲気でした。


心配もとっくにどこかに飛んで行って楽しそうに演奏する金子亜里紗とその脇で目をつぶって演奏するRed Hollway

熟練の渋谷盛良は繊細な演奏で全員を支えます

3才からドラムスを始めたという天才横山和明もしっかりとしたバッキングで場を盛り上げます

「自分の楽器でやる」と言って小さな笛を取り出しOld Folksを情感たっぷりに演奏。体にあわないところがかわいい。

そのあとまたテナーでバリバリと。ほとんどの曲は速いテンポでした。

他の人がソロをとっているときにはだいたい金子亜里紗の後ろ側で満足げに笑っていたのが印象的。

「みんな歌を聞きたいかな?」と尋ねてみんなが「イエース」と答えると張りのある声でブルースを歌いました。一同大拍手。マイクを聴衆側に向けるので我々もイエーなんて歌っちゃいました。楽しかったですね。

もうこの頃になるとあうんの呼吸。少なくとも聴衆側はそう思っています。


ということで素晴らしいライブは終りました。なんでも明日帰国するそうです。

すーさんと家内が「金子亜里紗を気に入ったから連れて帰ると言われたら我々困っちゃうよな」と話していたんですが案の定金子亜里紗の日記によると「ポケットに入れて連れて帰りたい」と言われたそうです。よかったよかったポケットに入らなくて。


演奏が終って記念撮影、親子いや孫くらいの年の差ですけど仲がいいですね。

共演した仲間と挨拶、明日は日本を離れてしまいます。是非また来てください。


おまけ

すーさんはしっかりサインをゲットしました。サインをしてくれたあと「My pleasure」と言ってくれたのには感激しました。CDに印刷してある写真は今日の顔にそっくりですね(あたりまえか)。アルバムタイトルはCoast to Coastです。サインをもらうときにダイナワシントンが歌っているアルバムがかかっていて「オー、ダイナワシントン」とつぶやいたんで聞いたら「イェス、彼女と演奏したことあるよ」だって。チャーリーパーカー。レイブラウン、ホレスシルバーなどと演奏しているとは聞いていたんですがなにしろほとんどのミュージシャンとのギグの経験があるんですね。スゲー。