澤田一範カルテット 新宿 SOMEDAY 2008-5-20


As.澤田一範 Pf.金子亜里紗 B.安東昇 Ds.田村陽介

新宿に移転したSOMEDAYに澤田一範カルテットを聴きに行ってきました。なんと今晩は前回のwith Stringsのコンボパートを担当したメンバーです。新しいSOMEDAYといっても広さとか舞台の雰囲気は前と変わらず、テーブルや椅子、壁のネオンまで同じなのでまるで何度も通っている場所のように感じました。

さて演奏ですがビバップの名曲を簡単なMCで続々やってくれました。広い舞台だとミュージシャン同士の音が聞こえずらくアンサンブルが乱れたりすることがあるようなのですがさすがこのメンバー、ソロの受け渡しなど完璧で楽しく聴くことができました。

澤田一範はあいかわらずこの人には失敗という言葉が無いのかというくらいの色どり豊かなアルトです。ピアノの金子亜里紗は大好きなメンバーと大好きな音楽を楽しんでいるように見えます。ベースの安東昇は弦を目一杯引っ張って強力なバッキングをしています。ドラムスの田村陽介もきれいな音のシンバルも含め的確なサポート。

途中遊びに来ていたフーミンこと竹内郁人が飛び入りで数曲を演奏。正月の湘南ライブを思い出す素晴らしいアンサンブルですね。アルトが二本あるとまた違った感じになります。順番のソロをとってくれたので澤田と竹内の出す音や奏法の差にあることが良くわかります。これぞジャズですよね。で、ご両人のアルトをじっくり見ていたのですが微妙どころか大きな構造の差があることに気が付きました。穴の位置が右と左であったりマウスピースの上側に穴が有ったり無かったり。それ以外にも構造上の差が色々見付かりました。サキソフォンは人間の音声に一番近い楽器と言われていますがこういうところも個性が出やすくなっているのかなと関心しきり。

澤田が再演されるwith Stringsについて語ってくれました。今回はコーラス付きのwith Stringsの曲についてアレンジをしているとのこと。(といってもコーラスが出演するわけではありません)毎回新しいアレンジで我々を楽しませてくれる澤田一範に脱帽です。with Stringsについてはこちらを御覧ください。