澤田一範 with Strings at 赤坂 Bフラット 2010-1-28

As.澤田一範 Pf.金子亜里紗 B.小林航太朗 Ds.田村陽介
Ob.庄司知史 Vln.出口順子、影山優子、清水俳二 Vla.高橋淑子 Vc.大沼深雪


2010年初めての澤田一範 with Stringsは赤坂では初めてBフラットにて開催されました。 いつものファンの皆様のほか初めての場所で行われたためもあって客席にはたぶんこれが初めてと思われる方々が大勢おいでで、席はあっという間に超満員になりました。

予定通りの時刻に澤田一範カルテットが「ジャンピングwithシンフォニーシッド」を一曲演奏。この曲はチャーリーパーカーのバンドのときによく司会をしていた人だそうで、澤田一範はこのことにちなんで演奏しようと思っていたとのこと。

お客さんはこの演奏で一気に澤田一範ワールドに引き込まれます。そしてストリングスセクションが登場しました。この10人編成のバンドのメンバーは同じ顔ぶれでずっと演奏してきているので和気藹々とした雰囲気でいいですね。 でも後で聞くと初めての場所なのでけっこう緊張していたらしいですが。

そしていよいよ演奏が始まります。今回は初めて聴くお客さんが多いということでwith Stringsの名曲が続々演奏されました。前半はオリジナルのwith Stringsで有名な曲、後半は澤田一範アレンジの言わばオリジナルのwith Stringsという構成となりました。途中澤田のおとぼけ(?)MCもあって皆さんリラックスしてジャズをお楽しみのようです。

この「with Strings」は1940年から1950年に発生したBebop(ビバップ)と呼ばれる現代ジャズの原点になったジャズをその時代を駆け抜けた天才アルトサキソフォン奏者チャーリーパーカーがストリングスを入れて行った演奏です。当時の演奏はSP盤で発売され今でもCDで聞くことができます。しかしながらSP音源なので音が非常に悪いのですが今晩はもちろん生演奏で当時と比べて100倍くらいいい音の音楽なわけで初めてジャズを聴く人にも入りやすいのではないでしょうか。 そしてその初めて聴く筆者の知人のFさんもいたく気に入ったようで早速次回の新宿SOMEDAY(2010年3月31日)に行くと決めたとのこと。

以前はこのwith Stringsは何年に一回というペースでしか聴けなかったのですが最近は数ヶ月に一回くらいは聴けるようになってうれしい限りです。これからも日本の音楽ファンに、いや世界のジャズファンにずっとずっとこの演奏を聴かせてほしいと思った夜でした。


ジャンピングwithシンフォニーシッドを演奏中の澤田一範カルテット
左からPf.金子亜里紗 As.澤田一範 B.小林航太朗 Ds.田村陽介








大入り満員のお客さんを前に演奏中








ストリングスをバックに演奏中の澤田一範


ストリングスセクションの皆様
左からVln出口順子 Vln影山優子 Vc大沼深雪 Vla高橋淑子 Vln清水俳二 Ob庄司知史
youbueに2曲アップしました。お友達を誘うときなどのためにご利用ください。
http://www.youtube.com/watch?v=YcSJDyeeWNQ
http://www.youtube.com/watch?v=ErmjKfmLO10
次回「澤田一範 with Strings」は2010年3月31日(水)新宿SOMEDAYにて開催されます。チャーリーパーカー没後55年です。もう予約できますよ。(2月4日からメールが届かないようなので電話による予約がよろしいかも)